● 猟奇的な彼女(英題:My Sassy Girl)
監 督 :クァク・ジェヨン
出 演 :チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン
ジャンル:ラブコメ
2001年 韓国
本国(韓国)では大ヒットしました!
映画の名前が良くないです!
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
キョヌ(主人公、チャ・テヒョン)は地下鉄のホームで、酔っぱらって電車に轢かれそうだった彼女をを助けます。
それが縁で(誤解も含めて)二人は何となく付き合い始めますが、彼女はひどく我ままで暴力的でした。
キョヌは彼女が好きでしたが、どうしても彼女の気持ちが分かりません。
ある日二人はハイキングに出かけますが、声が聞こえるかどうか確かめるためにキョヌは彼女に遠くの尾根まで一人でいかされます。
遥か彼方のキョヌに向かって彼女は叫ぶのです。
「キョヌ、ごめんね!」
彼女は前の彼を亡くしてからも忘れられず自分をうまくコントロールできないのでした。
彼女は涙を流しながら何度も「ごめんね!」と叫びます。
どうしても近づけない二人は正直な気持ちを手紙に書いてタイムカプセル(プラスチックケース)に埋め、二年後に二人で開ける事を約束して別れます。
しかし、二年後、自分に自信を持てなかった彼女は現れなかったのです。
【感想】
「猟奇的な彼女」という名前が良くないです!
おかげで、わたしはこの映画を知ってから借りるまで何年もかかりました。
原作者はあんまり考えないで付けたみたいですね!(和訳が悪い訳ではないらしい)
この松の木の根元に二人のタイムカプセルを埋め、
二人で一緒に開けるはずだったのに … 。
私は観ていて、何度も「ああ、結局ダメだったのか!」と思いましたが、結果はハッピーエンドです。
特にタイムカプセルを埋めた松の木にどっかの歳を取ったおじさんが寄りかかって座っているシーンでは、てっきりキョヌが一人のまま歳をとってしまったんだと思ってショックでしたが。
他でも言われる事ですが、今の日本ではこんな爽やかな(ベタな?)ラブコメは作れないのかも知れません、 もっと粘っこいドラマになりそうです。
それだけに、これは後味がいいですね 〜!
海外でも幾つかリメイクされた作品です。
2018.09. ................ 傑作映画館の目次ページへ